「蜊江神社(つぶえ)神社の見学」~琵琶湖文化館との連携授業を行いました~
美術Ⅰ(1年生)の授業では、「文化財」をテーマとして、校外と連携したプログラムを行っています。その第3回目の授業として、本校と同じ地区にある守山市笠原町の「蜊江神社(つぶえ)神社」を見学しました。徒歩数分で到着した神社の境内には、お寺に関わる建物もありました。今では大変珍しい「神仏習合」という形で、神社の拝殿でお坊様がお祈りをされることもあるそうです。また、この神社は旧野洲川のすぐ側にあり、タニシにまつわる伝説があることからも「おつぶさん」と呼ばれて親しまれています。
当日は、笠原地区の方々にご協力いただき、琵琶湖文化館の学芸員さんに境内の案内と解説をしてもらいました。普段は見ることのできない平安時代に作られた仏像を拝見しました。文化財が長い間その地区で守られてきた理由を考える、貴重な機会となりました。
【生徒の感想】
・神社にはよく来るけど、神様と仏様が一緒におられるのは、初めて見た。
・地元だし、今年も夏祭りに来たりしていた。そのとき座っていた所は拝殿ということなど、知らないこともあって面白かったです。
・普段は見れないものを今回見せていただけたのが、とてもうれしかった。
・ずっと前から残されている神像や本殿などを見て、文化財を守るということは、これまでの歴史や人々の想いを伝えることになると考えました。




