無印良品を展開する(株)良品計画による特別授業
7月3日(水)の1,2限に総合的な探究の授業である「もりきた学Ⅱ」で、無印良品を展開する株式会社良品計画による特別授業を実施しました。
1限目は、空間設計部の喜多見 智子様より「無印良品が考える『共創』」をテーマに話題提供をいただきました。無印良品が、住民の意見を集めて、これまで使われていなかった集会所をカフェに変えたり、駅舎をコミュニティスペースに変えられたりしたご経験を紹介されました。『共創』とは、いかにものごとを「じぶんごと」として捉えることができるかが大切だと教えてくださいました。
2限目は、空間設計部の新井 亨様より『ものづくり』の視点から社会を考える」をテーマに講演をいただきました。新井さんがこれまで関わった商品は「誰かのため」に強く意識して開発したものがヒット商品につながったと説明されました。『共創』には、共感が必要となる。高校生でも地域のために自分が何をできるか考えて欲しいとアドバイスをいただきました。
生徒からは、他の人と協力することで、新しいアイデアが生まれることがわかった、無印良品が大切にしている「感じの良い暮らし」を参考に、感じの良い学校づくりを実践して、みんなが楽しいと思える学校にしたいという意見がありました。
今回の授業は、来年4月にスタートする「みらい共創科」の先行授業として、実施しました。6月19日(水)に実施した「もりきた共創DAY」に引き続き、学校外、地域で活躍されている方を講師に迎え、生徒の皆さんにホンモノの体験をしてもらうことを意識しています。
今回の特別授業の様子は、7月5日(金)中日新聞滋賀版に掲載されています。


