美術館学芸員さんの講義を聴きました(美術1年生授業)

本校の美術の授業では、地域と様々な連携をしています。
9月に入り1年生は、2つの美術館の学芸員さんによる講義を受けました。

「文化財を知り、考える」というプログラムでは、
守山市にある佐川美術館の学芸員さんから、美術館の役割や仕事、作品展示の方法や、作品をどのように見ればよいのかなどについてお話しを聞きました。今後は、近隣の社寺の見学や、セラミックを用いて製品開発する会社の方の講義などを通して、自分たちと「文化財」の関わりについて考えます。


「北大路魯山人に学ぶ食と器、美の世界」というプログラムでは、
陶芸家であり美食家であった北大路魯山人を起点として、身近な文化である食と器の関わりや、文化芸術の意義を考えます。甲賀市にある滋賀県立陶芸の森の学芸員さんから、魯山人の作品や業績、考え方などについて講義を受けました。今後は、陶芸家を招いて器の制作を行い、完成した器に自宅で料理を盛りつけて写真撮影、アルバムを制作する予定です。