なぜ焼きもので複製を作るの?~1年生美術の連携授業~

1年生の美術の授業では「文化財を知り、考える」ことをテーマとした活動を行っています。これまで美術館の学芸員さんの講義や、近くの寺院への見学などを行いました。
先日は、大塚国際美術館の陶板による複製作品の製造でも知られる、信楽にある「大塚オーミ陶業」から講師を招き、お話を聞きました。実際の複製品を見たり、手で持ち上げてその重さを感じたりしました。





この会社では、陶土(セラミック)による焼きものの技術を用いて、様々な製品開発や美術品などの複製や保存(セラミックアーカイブ)とともに、その活用にも取り組んでおられます。細部にこだわり、実寸で同じ重さの複製品を作ることで、間近で見れたり、目の不自由な方も手で触れて、その重さを感じることもできます。
文化財やアートから、この地域の工業や先端技術、そこに携わる方々の考え方を知り、自分たちとの関わりを考える機会になりました。




【生徒の感想より】
・やきものは、硬くて頑丈で触っても大丈夫なので複製ができる。やきものって面白いなと感じました。
・焼きもので複製できるというのを初めて知りました。レタッチとかは研究者と一緒にやり、細かい所は手作業で時間をかけていました。文化財を守る日があったりして、文化財を皆に知ってもらいたい、大切にしたいということもわかりました。
・複製の手順を見られて、文化財にも、より興味を持つことができました。これからもっとおもしろいものを探していきたいです。
・文化財は本物も大切だけど、実際に触ってみたり、近くで見ることによって、多くの人たちに大切さを知ってもらうというのが、すごいと思った。文化財の大切さと関わっている人の思いがわかった。


