“地域と会う、いっしょに何かやってみる”~2年生「もりきた学Ⅱ」第3回フールドワーク~

 「地域の人といっしょに何かやってみよう!」…総合的な探究の時間「もりきた学」の2年生のテーマは“OODA(ウーダ)ループ”。まずは現場に出向き、人と会い、そこで感じたことをもとに考え、連携先の方といっしょに、実際に何か試してみる探究活動…これをループのように繰り返して、体験と学びを深めました。

 今年は1つの連携先に、年に3回のフィールドワークを実施しました。その3回目の活動を、連携先16か所のご都合に合わせて11月~12月にかけて行ないました。

 これまでの集大成となる3回目の活動は、各班の生徒が前回までの成果と反省を経て計画準備し、連携先と相談して行いました。シーフードカレーやオリジナルケーキの提案と販売(完売!)、サイクリングコースの作成や試走、琵琶湖や森の土の中の調査、標識や看板の製作、琥珀糖の製作とパッケーデザイン、ビワコパールのアクセサリーの製作やディスプレイ、琵琶湖の漁の体験や湖魚の料理を考えたり、農作物の収穫とレシピ作り、フードロスを無くすための梨のスイーツ作り、オリジナルステッカーの製作、自分達で考えた遊びをこども園で実施、町作りの考察、ご高齢の方とスマホで遊んだりお話ししたり、ハーブから抽出した香りを用いたアンケート調査などなど…連携先の方々のご協力で本当に多種多様な活動となりました。
 この1年間の活動で、生徒それぞれの到達点は異なるかもしれませんが、連携先を取材し、一緒にできることを考え、試行したことを改善してさらに試行した、あるいはようやく形になったこの体験は、ひとり一人の生徒に様々な気づきや学びをもたらしたことでしょう。この地域でお仕事に携わる方々から、何かを達成するにはどれほどの工夫や準備が必要かを感じとったのではないでしょうか。

 昨年度の1年生での経験をもとに、2年生では実際に自分達で実行する、地域連携による探究活動ができました。  

 3学期に入り、授業ではこれまでの学びを振り返り、クラスや学年で共有する発表会へ向けて準備を進めています。これが土台となり来年度の活動につながります。

 今年度初めての取り組みを支えていただきました16か所の連携先の方々へ、お礼申しあげます。

【連携先(敬称略、順不同)】

井入農園、Vita、河西いちご園、きたむら果樹園、キヨシ商会、社会福祉法人ゆいの里、鶴屋吉正、鉄人工房マツヤ、ととや平嶌、ひなぎくこども園、びわこ地球市民の森、BIWAKO DAUGTHERS、ビワコパールサプライズ、メガネのムラタ、守山市環境政策課、よってこファーム

【第3回フィールドワークに参加した生徒の感想】

・終始楽しくできた。色々な人と関わることで自分の考えを改めることができた。

・商品を宣伝するときは、相手を考えることが大事だということが分かった。クリスマス仕様にするのも、小道具を置きすぎると主役がわからなくなるので、気をつけて工夫した。

・自分たちで作ったので気持ちを込めてラッピングも完成させることができた。

・実際にキヨシ商会の方とサイクリングコースを走って、普段知ることができない色々な工夫を知ることが出来て良かった

・ケーキのデザインを考えたことが一番印象に残りました。いろんな案を考えてどれがいいかをたくさん悩んだからです。

・野菜のことについてなかなかわからないことが多かったが授業を通して知れたことが一番印象に残った。

・子どもたちと一緒にいると、子どもが考えていること、したいことが大体わかると思った。

・自分たちで考えた遊びについて園長先生と話し合い、どうしたら子供全員が参加でき楽しめるのかアドバイスをいただいた。思っていたよりも教育実習のようにしっかりしたもので、それを聞いたことが印象に強く残っています。

・目標まで終わりきらなかったので心残りはありますが、現場の方々がいろいろと準備してくださったり、手厚いサポートもしてもらいながら、協力して作業を行えたのでとてもよかったと思います。

・土の中の生き物を今まで調べて来た中で、今回はそのまとめとして土の中の生き物ファイルを作成した。今後ここにくる人々に少しでも役に立ってくれたらいいなと思ったし、少しでも貢献することができたことは嬉しい。

・お菓子つくりの体験をしてパッキングまでできたこと。普段買って食べているものがどれだけ気持ちを込めて作られているかわかった

・「もうじゅうがりにいこうよ」(走りながら玉入れをする)を子どもたち気に入ってくれて、自分たちで考えた遊びで楽しんでもらえたことが、とてもうれしかった。保育士の魅力や大変なあことが分かった。子どもたちが覚えてくれていてうれしかったし、前より仲良くなれた。