これからのモリキタの形~1年生「総合的な探究の時間」学年発表会~

 

 1年生の「総合的な探究の時間」《もりきた学》では、「人と会う」ことをテーマとして1年間さまざま活動を行ってきました。3月19日(水)には、守山市民ホールで「学年発表会」を開催しました。

 12月に行った12か所へのフィールドワーク「住人叶色(じゅうにんといろ)」のクラス発表会を経て選ばれた12班28人が、それぞれの班が訪問先で学んだことや体験したことや、1年間の活動の振り返りを発表しました。
(→関連記事※フィールドワークの様子)


会場にはゲストとして、フィールドワークでお世話になった皆さんをお招きしました。各班の発表についてのコメントや、「失敗を恐れずに、今、挑戦してほしい」といったメッセージを生徒へお話しいただきました。保護者の方や関係者も参観され、会場は終始あたたかな雰囲気で各班の発表が進みました。

 本校の「総合的な探究の時間」は今年度から全面的にリニューアルし、学校がある守山市の北部エリアを中心に、校外との様々な連携を用いて、生徒の主体的な活動と探究的な学びを推進しています。来年度から始まる新学科の活動や普通科と共通する授業の中に、さらに展開していきます。

これからのモリキタにつながる連携が形となり、皆でその良さや可能性を共有できたひと時でした。
                           
【生徒の感想】

・各班が訪問先で学んだことや、問題点についてスライドに要点がまとめられていて、見やすく分かりやすかったです。実際に訪問先の方々のコメントも聴くことができて興味深く、貴重な機会だなと思いました。学ぶ姿勢とともに、興味を持とうとする姿勢が大切だと感じました。 

・どの仕事でも人との関わりがあり、仕事によって関わり方、理由などが違うということが分かった。今後もいろんな人と出会い、関わることがたくさんあるから、その1つ1つの出会いを大切にしていきたいと思った。

・今回はほかの班の発表を聞いて、あらたな発見や気づいたことがたくさんあって、とてもよかったです。発表を聞いていなかったら、自分の考えが変わらなかったことがたくさんあったと思います。

・どの人もそれぞれの思いや、やりがいをもって今の仕事をされているということが分かりました。仕事をするのは大変なことが多いけど、お客さんに喜んでもらえたり、地域の人との交流を深められることが、やりがいのひとつになっていると思いました。私も、自分の好きなことをつなげたり、やりがいのある仕事につきたいなと思いました。

                            
【フィールドワーク訪問先】

びわこ地球市民の森、よってこファーム、ゆいの里、佐川美術館、キヨシ商会、鉄人工房マツヤ、守山市環境政策課エコパーク、井入農園、Vita、はすねだこども園、BIWAKO DAUGTHERS、ビワコパールサプライズ


【発表の様子】            →当日の様子は京都新聞滋賀版3月26日朝刊に掲載頂きました